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”社会を明るくする運動”作文コンテスト

“社会を明るくする運動”作文コンテストは、全国の小・中学生のみなさんが、日頃の家庭生活や学校生活の中で体験したことをもとに、犯罪や非行のない地域社会づくりなどについて作文にすることで、この運動が目指すことを分かってもらうことを目的とし、全国の小中学生を対象として毎年1回行われています。

​第73回コンテスト受賞作品紹介

全国31万を超える応募作品の中から、千葉市立あすみが丘小学校の生徒作品が入賞しました。

作品タイトル
〜みんなで作ろう明るい社会〜
​理想の社会実現のために私たちにできることとは・・

私は、保護司である祖父にインタビューをして、「よくみる・つながる・受け入れる」の三つが社会を明るくするカギだと思いました。  まず「よくみる」についてです。この間、学校で更生保護についての手紙が配られました。その手紙には、「更生しようと努力していても、仕事に就けず再犯してしまうなどして、更生できない人が多い。」と書かれていました。ここで少し考えてみてほしいです。あなたは、今、更生しようとしている人を雇うか面接しています。この人を雇いますか。雇いませんか。世の中のほとんどの会社は雇ってくれません。あなたはどうですか。どんな理由で雇うか雇わないかを決めましたか。では、あなたが判断する材料となった理由ですが、本当にきちんと更生しようとしている人を見て言っているものでしょうか。どれも色眼鏡越しでみて判断していませんか。更生しようと努力している人たちは、自分の犯した罪を認め、罪と向き合い、再び世の中の一員になろうとしている人たちです。色眼鏡を外して、その人柄を見ることで再販が減ると思います。また、何かを頼まれることで自分が信頼されている、必要とされていると感じられて自信になると思います。だから、更生する為に仕事をするというのは、更生する人の大きな力になると思います。  次に「つながる」についてです。祖父が「昔は周りの人とのつながりが強かったが、今は弱くなってきてしまったね。」と言っていました。また、年々犯罪や非行が増えてきているそうです。祖父の話とこの現状から「つながりが強いと犯罪や非行は少ない。反対に、つながりが弱いと犯罪や非行は多い。」ということが考えられます。では、以前のような強い繋がりを持つにはどうしたらよいのでしょうか。私たちができることは二つあります。  一つ目は「地域の行事に参加する」です。地域の行事は周りの人と交流し、つながることのできるよい機会だと思います。しかし、「ちょっとハードルが高いな。」と思う人もいるかもしれません。そこで二つ目は「あいさつをする」です。あいさつをすることは一番身近でやりやすいと思います。あいさつをするとお互いの心と心がつながります。このように自分にできることを実際にやってみることで強いつながりが生まれて、私たちがくらしやすい社会になるのではないでしょうか。  最後に「受け入れる」についてです。祖父に保護司の仕事内容について教えてもらいました。更生しようとしている人と話す「面談」をしたり、薬物乱用や未成年者の飲酒・喫煙など犯罪や非行を減らすために呼びかけたりしているそうです。更生のための「面談」は今と昔ではちがいがあるそうです。今は、市役所で面談をしていますが、昔は保護司の人の家で面談をしていたそうで、それを聞いて「すごいなあ」と思いました。なぜそう思ったのかというと、更生しようと努力している人とはいえ、やっぱり犯罪や飛行をしてしまった人を家に入れて話をするというのは不安で勇気が必要だと思ったからです。また、祖父が「保護司をするのは家族の理解と協力が必要なんだよ」と言っているのを聞いて、祖父を支える祖母もすごいと思いました。祖父のように更生しようとしている人を受け入れてくれる人が増えたら立ち直りやすい社会になると思います。  このように社会を明るくするために、私たちにできることはたくさんあります。「よくみる・つながる・受け入れる」といったことを実際に行動に移すことで社会がほんの少し変わっていくと思います。あなたの理想の社会はどんな社会ですか。その社会を創るのは他でもない、あなたを含めた私たちです。この社会の主人公は私たち。みんなでつくろう、明るい社会。 あすみが丘小 6年 渡邉心結

令和5年度”社会を明るくする運動”作文コンテスト応募に感謝

 緑地区保護司会で募集した「社会を明るくする運動作文コンテスト」は、小中学校の皆さんが、犯罪防止や非行防止を目指し、明るい社会を築くための運動です。この趣旨を理解していただき、日頃の生活において、犯罪や非行などについて考えていること、体験や活動したことを作文にまとめて、次代を担う小中学生の皆さんが、明るい社会づくりの一役を担っていただけるよう願って実施しています。

 令和五年度の作文コンテストは、応募学校二十校、応募者は小学校二百二十三名、中学校三百九名、合計で五百三十二名の小中学生の皆さんが応募してくださいました。作品は、日常の家庭生活や学校生活の中で体験したことをもとに、犯罪や非行のない地域社会づくりや犯罪・非行をした人の立ち直りについて考えたこと、感じたことなどが表されておりました。どの作品も作品を読まれる方に、自らの行動について考えさせ、感銘を与えるとともに、次代を担う社会の一員として「社会を明るくする運動」に生かされることと思います。今年度は、あすみが丘小学校六年の渡邉心結さんが、千葉県推進委員会委員長賞(県知事賞)を受賞されました。応募いただいた全作品を掲載したいところですが、紙面の都合上、入選者作十名の作品のみを掲載させていただきしました。各学校の皆さまにご協力いただきましたことに感謝申し上げます。今後とも作文のご応募に、ご協力をお願いします。

 

令和六年二月緑地区保護司会 会長 森 章

千葉市緑地区保護司会

266-8733 千葉市緑区おゆみ野3-15-3緑区役所3階

​TEL・FAX 043-309-8610

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